Digital Clip Factoryは、複数のデジタル写真や音楽ファイルを組み合わせて、BGM付きのスライドショーを手軽に作成できるソフトウェアです。30種類以上の画像ファイル形式を取り込むことができます。また、写真の切り替え時に上から下へとズームするなどの効果を付けて、メリハリのあるスライドショーを作ることができます。手持ちの写真を加工して、デスクトップを飾るスライドショーを作ったり、パーティや2次会で見せるムービーを作りたいという人にお勧めのソフトウェアです。
Digital Clip Factoryを起動するとムービーを作成する画面が表示されます。まずは写真の取り込みを行います。「Load images」ボタンをクリックして表示される画面で使用したい写真を選びます。写真がタイムライン(時間の流れを表示するバー)の下に表示されるので、写真をドラッグ&ドロップして好みの順番に並び替えます。BGMを付けたい場合は「Load music」ボタンをクリックして音楽ファイルを取り込みます。完成したら、「Build final movie」をクリックして保存します。作成したムービーはWMV形式で保存されます。
Digital Clip Factoryでそれぞれの写真に設定できるのは表示時間や写真切り換え時の長さ、ズーム効果などです。表示する時間や切り換えの長さは、写真毎に「Length[s]」や「Transition time[s]」のスライドバーを動かして調整します。「Transition time[s]」は1~3秒まで設定でき、長くするとゆっくり写真を切り換えることができます。また、人物の写真を使うときに最後に人物の顔をズームするように設定することも可能です。その場合は、写真をダブルクリックして「最初に表示する位置」と「最後に表示する位置」を指定します。
Digital Clip Factoryは写真や音楽ファイルを取り込むだけで、簡単にスライドショーを作成できます。ただし、タイトル用にテキストを追加することや、トリミングなどの加工はできません。タイトルを追加したり、色を補正したいときは、GIMPやPaintStarなどの画像編集ソフトを使って事前に準備しておく必要があります。
Digital Clip Factoryは、写真や音楽ファイルから簡単にスライドショーを作成できるソフトウェアです。
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